ゼラニウムを芳香蒸留
春からベランダには良い香りのローズゼラニウムが仲間入りしています。
とても可愛い花を咲かせたり、葉はローズにも似た甘く良い香りです。
ゼラニウムにはいくつか品種がありますが、こちらはセンテッドゼラニウム
品種の一つアッタルローズゼラニウムです。
ゼラニウムは園芸名、学名はペラゴニウム(Pelargonium)ですが、
この学名はコウノトリを意味する「pelargos」に由来するそうです。
古代ギリシャ人はゼラニウムについて、花の一部がコウノトリのくちばしに
似ていると特徴付けていたようですが皆さんにはどう見えますか?
前置きが長くなってしまいましたが、フレッシュゼラニウムの葉を使って
芳香蒸留水(ハーブウォーター、フローラルウォーター)を作ってみましたよ!
ハーブを温めて得られた蒸気を冷やし蒸留水が作られる「水蒸気蒸留法」です。
蒸留法の起源はメソポタミア文明時代に遡り、ギリシャ・ローマ時代を経て
アラビアの錬金術師によって完成されたと言われているそうです。
↓ こちらは「ハーブウォーターメーカー」
大きな釜で作る水蒸気蒸留法では、精油とハーブウォーターが出来ますが、
この装置ではハーブウォーターのみが作れます。
2時間かけて約20ml抽出♪
ハーブウォーターは精油よりも活性成分の濃度が低く、水溶性で禁忌がほとんどないのが
利点のようです。
イドロラテラピーという精神と身体のつながりをホリスティック
な観点から見ていくハーブウォーターによる自然療法もあります。
*イドロラテラピー:イドロラ(ハーブウォーター)とテラピーを組み合わせたフランス語
*ハーブウォーター:ラテン語のHydro(ハイドロ)に由来している
沢山のハーブウォーターの中からお気に入りを見つけてみるのも楽しいですね。
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